2005年09月04日
ランタン『16』
『ビンテージランタンに魅せられて、その16』
です。なぜ 『16』 からかって?
Yahoo店で1~16で公開中です。大きい写真を見たい方は、
こちらに、いらしてネ!
こちらでも良い物は、紹介してみたいけど、はずかしい娘もおりますので。
今回の紹介のランタンは、
じゃ~ん!
OPTIMUS(オプチマス)200P
でございます。 オール外観は真鍮で、製造されております。
明るさは200PC!丁度、程よい明るさでございます。
MADE IN スウェーデン製
欧州物でございます。
スウェーデン軍2000年放出品でタンクにスウェーデン王室の冠マークの黄色いステッカーが貼ってあります。
オプチマスにはコールマンの様に製造年月が打刻されておりませんが、
1960年代の物です。
別名北欧美人!とも、
かってに呼ばれております。
ちなみに、これは私にとっては『200P2号機』で『同1号機』は
今の所、MINT(未使用動態状態)で、保存されております。
次回に紹介しますね。
この『2号機』は、『1号機』と同じくMINT(未使用動態状態)で、
欧州から日本に輸送中に頭をシバかれた(かわいそうに)のですが、
前所有者の手で、ほとんどわからないよう整形手術を受けて、
美人になって私の手元にやってきました。
グローブはレア物らしく『OPTIMUS200』と書かれてあります。
前所有者の手である程度、お化粧(研磨)されてピカピカでしたが、
更に私がお色直しをしました。
1度、いつものように全部バラバラに分解してから、
すべてコットン(布だと擦り傷が!)で、
まず、呉工業【ラストリムーバ】で酸化してクスンでいるのを拭いてやり、
車のメタリック車用コンパウンド細目で丁寧に磨いてやりますと40年前の素顔が現れ、自分の顔が鏡に映るように、
ピカピカ!
の肌になりました。
使用燃料は、もちろん
ケロシン灯油!
でございます。
まず赤いバルブをクルクル廻してジェネレーター内の
ニップル(先端の穴)の清掃をして、
タンクに付属の燃料計を見ながら8~9分目まで燃料の灯油を入れキャップを閉め、カラーの丸い穴からプレヒートカップにアルコールを注ぎ、
パーママッチでアルコールに点火!
青い炎が十分にジェネレーターを余熱したら、
ゆっくりとポンピングを始めだすと
ぽぁ!っと
マントルに点火します。
さらにポンピングをしたら、約1Lで10時間ほど点灯します。
ほんと世話をかけない娘で途中に2回のポンピングの追加と赤バルブをクルクル廻して、ニップルの詰りかけるのを清掃してやるだけで元気に40年前に製造されたランタンが何事もなかった様に、すごく静かに(C社と大違い)☆☆明るく点灯します。
そして何よりいいのがランタンの上10cmに手をかざしていても全然熱く無くずっと、かざしていても、大丈夫ですのでタープの中でも、家の中でも(笑)熱に気にする事無く、使えるのが非常にいいです。
この機種は赤バルブに燃料のカットオフ機能が無いので消灯している状態で、燃料が入っていると気温で加圧されると灯油がジェネレーター先端から溢れてきます。
っで、保管及び移動は燃料のタンクを空にするか燃料キャップを少し緩めてタンクに圧がかからない様にします。
でも、北欧美人を手に持ったら、そんなこと全然関係ありません!
ノープロブレムです。
はぁ~!綺麗です。
ふだんはサイドボードに仕舞ってガラス越しに眺め、たまに取り出して
お部屋でランタンタン♪♪です。
十分にインテリアになります。
あぁ~! とうとう欧州物に手を付けてしまった。
コールマンより、底なし沼なのに…………。
美人すぎるからだ!
男は綺麗な婦人には 弱い! 弱い!
弱すぎる!フラフラ~っと付いて行ってしまう。
よっしー